2006 Ssptember

060905
 ワールドカップでジダンが頭突きしたことについて、当時の口論の内容が公表された。
 それまで予測されていた口論の内容は、マテラッツィが人種差別的な発言をしたのではないかというもの。

 ジ「□×@△○※!」
 マ「うっせーアルジェリア移民!」
 ジダン、頭突き。

 人種のことはよく分からないが、きっとこれはすごく良くない。ナショナリズムが衝突するワールドカップで神経質になっている選手にとってはリーサルウェポンになりえよう。

 一方、製図室でもっぱら有力な説になっていたのはこうだ。

 ジ「□×@△○※!」
 マ「うっせーハゲ!」
 ジダン、頭突き。

 これも良くない。身体的特徴は悪口の王道といえど、切れ味もまた一級品である。ジダンがカッとなるのも無理はない。

 そんな大衆の期待をよそに、実際はこんな口論が繰り広げられていたという。

 (直前にユニフォームを引っ張られたマテラッツィに対して)
 ジ「そんなにユニホームが欲しいなら、後でくれてやる」
 マ「それならお前の姉妹の方がいい」 (参考
 ジダン、頭突き。

 世界が注目する試合で創作落語みたいなやりとりをできる二人は、実はものすごく冷静だったのではないかと思えてならないのだが。


060901
 建築のプレゼンをしてきた。なぜかバーで。

 普段はクラブイベントをやっている吉祥寺のbar dropというところで、たまにミニ建築シンポジウムをやるということで、行ってきた。

  bar dropは普段ならまず入らないであろうお店
 イベントを仕切る人(キュレーター?)の友達が東工大の大学院生で、3年生のところをうろうろしている時に誘っていただいた次第。10分程度のプレゼンだから、と言われて二つ返事で快諾したものの、お金払っているお客さん相手に自分が何をできるのか。過去には卒業制作金賞の先輩や、銀賞の先輩が学生プレゼンをしているこのイベントで。期待と不安が入り交じりながら設計製図の図面の再構成と、生まれて2度目のパワーポイントいじりに打ち込む。
 
 
 
 時間いっぱいまで作業をやっていたり、うちの階段から箱入り模型が転がり落ちたり、雨の中傘をさせずに駅まで模型を運んだりしつつ、なんとかお店までたどり着く。

 
  
 展示を終えるとしばらく待ち時間になったのだが、当たりではDJ/VJのテストをやっていたり、ミラーボールが回っていたりする。学校でプレゼンするのとはえらい違う雰囲気だ。パワポはくだけた感じにしたけど、VJの映像と並置されると思うと不思議な気分。
 
 ほどなくしてゲスト建築家の河内一泰さん、イラストレーター・アートディレクターの黒田潔さん、が、他にも建築家の清水勝広さん、建築家の藤村龍至さんが来場する。
 河内さんは書家のアトリエがTITLEの表紙になった方(あまり雑誌見ないので知らなかった)(上の写真の男性)。ボクのプレゼンについて突っ込みをいれる役だというのでおそるおそる図面を見ていただいたら、身体性の記述についてほめてもらった。この説明で説得力が出るんだそうだ。ありがとうございます。
 清水さんは芸大で河内さんの1年後輩にあたる友人だそうで、芸大の学部卒業直後から誰にも師事せずに独立したというすごい方。極楽とんぼの加藤に似ていて、喋りがすごいうまかった。芸大って芸術家肌の気難しい人ばかりじゃないんだ。
 黒田さんは新宿駅南口の工事囲いのグラフィックを担当した方。ちょっと前まであった白黒のグラフィックを覚えている人も多いかと思う。大学卒業後ソニーでデザイナーをしていたが、夜12時までの仕事の後に3時4時まで植物の絵を描いて、で翌朝出勤するようなことをしていたそうだ。すごいタフ。数年で辞表を出すが、そのとき平井堅のCDジャケットを社内コンペで募集していたそうで、かならず写真を使うことという条件を無視してイラストレーションを出したら平井堅の目に留まり当選。ジャケットは世に出て黒田さんは会社を辞めたという。格好良すぎる。
 藤村さんは過去にこのイベントのゲストに来た方で、東工大の博士課程に在籍中かつ個人事務所を営んでいるかつ新建築に載っちゃったりしている方。
 
 そんななかVJの映像からパソコンの画面にスイッチされ、ジャズをBGMにプレゼンを始めるこの気持ちといったら。
 10分そこそこのプレゼンは終わり、拍手をいただき、河内さんの突っ込みをなんとかこなし、あとはビールを片手にゲストのプレゼンを眺めていた。

 良い経験をさせてもらいました。


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